東京下町の代名詞 浅草周辺

下町観光ガイドの第二回は、東京下町の代名詞、国際的な観光スポットでもある浅草周辺をご紹介します。 浅草は、浅草寺を中心に江戸時代から栄えた街です。人が多く劇場や見世物小屋なども集まり、昭和の中ごろまで東京最大の歓楽街でした。落語や小説の舞台になったことも多く、江戸情緒や下町の人情が今でも息づいています。

両さんの実家の佃煮屋「よろず屋」があるのも実はこの浅草。両さんが生まれ育った街でもあり、少年時代の思い出や、故郷として、こち亀とは切っても切れない街となっています。

浅草寺

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浅草のシンボル、雷門。雷門は浅草寺の表玄関にあたり、この雷門をくぐると、両側に土産物屋がずらりと並ぶ仲見世通りが広がり、その先に浅草寺の本殿が見えてきます。浅草寺は東京都内最古の寺院であり、初詣には多くの人が訪れます。 こち亀でもたびたび登場する風景です。

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〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目57?22  [▼地図を見る]
TEL: 03-3842-0181 URL: http://www.senso-ji.jp/

浅草六区

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浅草寺を正面にして左に抜けると、 「六区ブロードウェイ」「国際通り」 が見えてきます。このあたりが浅草六区で、浅草の中でも 特ににぎやかな繁華街です。 昔から多くの映画館や劇場が集まっており、両さんの初恋の相手、橘琴音(たちばなことね)の旅まわりの一座が巡業していたのもこの六区でした。

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花やしき

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花屋敷の歴史は古く、寛永6年(1853年)に植物園として開園し、珍しい鳥や猛獣なども飼われていました。「花屋敷」の名はここからつけられています。戦後現在の 遊園地 「花やしき」となりました。少年時代の両さんもこの「花やしき」でよく遊んでいました。両さんが役者の橘琴音と運命的な初恋の出会いをしたのもこの「花やしき」。 芝居のことで悩んでいた琴音は明るい両さんにだんだんと心を開いていったのでした。

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〒111-0032 東京都台東区浅草2-28-1 [▼地図を見る]
TEL: 03-3842-8780 URL: http://www.hanayashiki.net/index.html

佃煮屋「よろず屋」

浅草は佃煮屋が多く、お土産にも最適です。両さんの実家も浅草にある「よろず屋」という佃煮屋で、両さんの父親・銀二が経営しています。両さんの祖父・勘兵衛も、若いころ妹の夏春都と「よろず屋」の支店を仲見世で経営していましたが、夏春都が嫁ぎ店から離れると、たった10日で店をつぶしました。さすが両さんの祖父、豪快です!

浅草の祭りやイベント

浅草で行われる祭りなどのイベントには、こち亀によく登場し、両さんもたびたび出没しています。その中でも毎年5月の第3金・土・日曜日の三日間に行われる 浅草神社の例大祭、「三社祭」 は東京を代表する大祭です。お祭男の両さんにとっても毎年最大のイベントになっています。神田に住む纏や檸檬も両さんに連れられ「三社祭」に参加するなど、コミックスにも何度も登場しています。

また、1981年から毎年8月最後の土曜日に行われている 「浅草サンバカーニバル」 も、浅草の現代のお祭りとして有名です。コミックスでは、両さんが女子寮の中に駅を一つ作る条件で、婦警たちを無理やりサンバカーニバルに参加させたこともありました。 その他に7月の ほおずき市 、12月の 羽子板市 なども有名です。

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三社祭: http://www.sanjasama.jp/
サンバカーニバル: http://www.asakusa-samba.jp/top.htm

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